2021年振り返る&2022年の始まり

 あまりブログを書かなくなってしまった。文章を書くことに興味がなくなったわけではないけれど、日常を生きることだけに満足してしまっているのか、歳をとったのか、刺激が少ないのか。たぶんどれも正解なのだ。なにか自分が生きる生活の恒常性に割って入るような出来事があったとき、それを言葉にして、世界を保とうとする。かつて、たくさんの言葉を書いていたときには、そういう自己を保とうとする力も働いていた。一方では、ただ物体としての言葉を並べ、構築することの美しさみたいなものにも惹かれていた。
 言葉を言葉として扱うテクストサイトは昔から好きだったが、それはなにかを伝えようとする意志をもたない言葉の置き場所だったからなのではないかと最近よく考える。毎日、朝から夜寝るまで目に入ってくる言葉は、ちょっと名のある人のTwitterも、インターネットサイトも、電車の広告も、どこを見渡してもなにかを伝えたいという言葉で溢れている。そんな中で、ひっそりと、ただそこにあるだけのような言葉は、今ではとても貴重になってしまった。(まとまりがなくなってしまった、いつものことだが…)

 今年も引き続きコロナの年だったのかもしれない。インターネットに毒されて、いろんな陰性感情がダダ漏れになってしまうことも多かった。反省。自分の内に留めておけば特に問題のないことをSNSに書いてしまうことのヤバさというのはもっと自覚しなきゃいけなくて、良いことだけを書くというのでもなく、自分を大きく見せるわけでもなく、バランスよくインターネットとお付き合いしていきたいな。ということで、今年のことをいくつか、書ける範囲で書いてみよう。

11月頃にツイートが10万いいねと2.5万リツイートされた。こういう経験は初めてだったから、結構びっくりした。メディアから取り上げていいですか、ともDMが来たけれど「バズった感想を教えてください」にかなり突っ込んだ分析をした長文を送ったら、コメンテーターの喋ることを取り上げてしまったからか、おじゃんになった。友達にすぐ相談して、しばらく放置した方がいいよとアドバイスを貰い、1ヶ月ほどROM専になっていた。
 Twitterから1ヶ月ほど離れて、Twitterのつぶやきの多くはただのノイズなんだなと思ったのだった。いまのTwitterは、どちらかと言えば起業している人や、社会的に成功したと言われる人たちのツイートにバリューがつく傾向にあるけど、そういう方々のツイートは、読んでも数時間後には忘れてしまうもので、その時「なるほどな」と思うことでも、目に入れていても目に入れてなくてもどっちでも良いのではないか、と。それ以来、Twitterを見る頻度や、はてブを見る頻度もかなり落ちてしまった。情報過多になると行動に移せなくなる、というのが一般的なので、これはこれで良いのかもしれない。

  • 朝ランが習慣になった

 昨年の11月から月に100キロ以上走るようになり、今年も足を痛めた6,7月以外はコンスタントに20日以上、100キロ以上走ることができた(最終的に1,300km走ることができた)。朝走ると午前中の仕事のパフォーマンスが上がって事務的なもののミスが減る、頭が冴える。脂肪も落ちて(もともと普通体型ではある)体脂肪率は10%を切ることも多かった。最近は筋トレでプロテインを飲みすぎて10〜11%。来年はトライアスロンデビューを果たしたいので、カッコいい自転車を買う予定。
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vo2maxも、コロナ禍で死にたくない(喫煙者)と思って上げようと取り組んだところ、アップルヘルスケアの分類では最上位のクラスまで上がった。

 ピアノは再開して4年と半年が経った。9月にシューマンのファンタジーを弾いた。全部弾くつもりで練習してたけど、1楽章だけ。コロナの関係で2人しか知り合いを呼べなかったけど、お2人から励みになる感想を貰えて、とても嬉しかった。こんなに続くと思っていなかったので、まずは5年。その先、10年続けられるように頑張りたい。
 防音室は昨年の12月に完成した。なかなか響きに慣れることが出来ていなかったけど、最近ようやく落ち着いて取り組むことができている。いまはベートーヴェンの大公トリオに取り組んでいる。ベートーヴェンはいつ取り組んでも、その時々の自分の地力を引き上げてくれる。

  • オケの本番もあった

 オケでヴィオラの本番もいくつかあった。モロッコに行った時の人たちとオンラインでの合わせや、今やホームオケになったOBオケ、あとは友達と掛川に演奏旅行もあった。ヴィオラのモチベーションを保つのに苦労しているけれど、腕を上げられるようにこちらも頑張りたい。

 受ける受ける詐欺で終わった。今年は受ける受ける詐欺で終わることのないよう、また他の言語にも触れたい。

  • 読書

 何冊読んだだろう、そんなに読んでないけど、今年読んだ本でよかった3冊を上げる、となると…。國分先生と熊谷さんの『責任の生成』は特に良かった。オリパラの時期に読んでいたので、社会が障害というものとどう関わってきたのか、まずはその変遷から理解できて、(主に國分さんの議論だけど)帰責性と応答の話がとてもよかった。國分さんの本は他にも何冊か読んだ。
 セドラチェクや森田真生さんの本も読んだ。進化心理学の本も何冊か読んだかな。

  • 年末年始読書

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この年末年始は森田さんの新刊など、図書館で借りた本を読んでいる。果糖中毒は原著は2012年に出たもので、はっきりと「運動では痩せない」痩せることにはインスリン抵抗性やホルモンバランスが関わっていることを指摘している(とはいえ、糖質を抑えることの重要性は否定していない)。果糖中毒という名の本のとおり、この30年で肥満人口が爆増している原因を、人間が口にする食べ物に含まれる果糖の量の増加と関連づけている。ようやく日本でも、インスリン抵抗性やホルモンバランスで肥満やダイエットを説明する自己啓発本が増えてきたと思う(全てに目を通していない)が、おそらく源流にあるのは2012年に出たこの本あたり、このあたりの時期だろう。早くもっともっと一般的にこの本に書いてある認識が普及して欲しいものである。

  • 2022年

 多くの時間をともにした友達たちも、みな30代となり、一つ一つライフイベントを重ねている。結婚、出産、子育て…。いろいろ、いろいろあるけど、僕も一つ一つ、みんなに追いつけるよう頑張る年にしたい。あと文鳥を家に迎えたい…。