最近考えていたこと

病床がもう無いこととか

 感染者数が増えて、もう病床は無いらしい。こまったなあ。もしかかったら死ぬんだろうか?死なないにしても苦しいんだろうか?苦しい苦しい言うてそのあとに自宅で死ぬんだろうか?どちらにしても嫌だなあ。
 幸いなこと、TwitterのTLにはお医者さんがたくさんいて、テレビや新聞ではわからないことをたくさんつぶやいてくれている。多分、こういう情報に触れているか触れてないかで気持ちの持ち方や「やるかやめるか」の判断は異なってくるんだろうな。これはまた、自分の今の立ち位置や、仕事や、業界でも異なるんだろう。いまの自分が「不安だ不安だ」と言えるのは、公的な場所の端くれに身を置いているからなんだろう。早く元通りの生活を、と思っている人の方がはるかに多いことは確かにそうなんだろうでし、万に一つの確率的事象を取り上げて行動抑制するのは馬鹿げているかもしれない。でも、皆が皆そういうふうに考えてしまうと、残念ながら今のような数万人が自宅に放置される状況になってしまう。

 政権のブレーンは竹中氏で、色々と助言を貰っていることだろう。ネオリベの竹中氏のことだから、弱肉強食の生き延びたものが強いの世界観で「ある程度の死は仕方ない、このウイルスで肺炎になるような基礎疾患のある人たちは、いずれ治療を必要とする医療費のかかる人たちだ、だから将来世代のためにも、ある程度の死者数は許容することも政治としてはやむを得ない」みたいな話をしているかもしれない(わからないけど、していてもおかしくないなと思う)。

 医療というのは一人一人に対して行う。一人の死者も出したくないし、担ぎ込まれた人の救命に当たる。一方で政治はマスとして人を見る。統計として人を扱う。「一人一人に寄り添う」と言いつつも、政治はその多くの「多」の調整をするほかなく、原理的に矛盾を抱える。何かを差し出さなければならない状況で、今のこの国の状況は、トップと現場がそれぞれ違う原理で動いているように見える。