なんでもない月曜日

いつもより遅く起きてシャワーを浴びる。今日は休みだから、というわけではないが、昨晩も遅くまで起きていたので目が覚めたのは11時頃だった。普通の平日であれば大遅刻だ。

明け方に一度目が覚めたときに寝ぼけた頭でiPhoneのラジオを付けたのがそのままだった。ラジオがついたままのiPhoneをつかんで風呂場まで行き、ラジオを止めた。鏡に映った自分の身体を見て、少し身体が分厚くなったなと思った。でも、まだまだイメージする身体にはなっていない。

念入りに歯を磨いて、頭を洗う。移動することが少なくなってしまった、少し電車に乗って遠くに行こうか、と考える。下の毛は剃ってしまったから、石鹸で洗おうとするとチクチクする。いつもこの微妙な期間が嫌いだ。どうせならとバリカンを買ったけれど、水場で使うために電池がダメになって捨ててしまった。男性の脱毛も流行っているらしいからやってみようか、いや、でも逆に蒸れたりするのだろう、と思うと自分で手入れをする方がいいな。

今日は休みだから髭は剃らなかった。

大きめのバスタオルで頭をばしゃばしゃ拭き、身体を拭く。アトピーで少し赤くなった関節の内側は優しくタオルをあてる。iPhoneには職場からのLINEが来ていた。自分には関係のない連絡だった。少し身体が緊張するのを感じる。休みでありながらLINEの通知を切るほどでもない。いく人かの友人からのLINEが来るかもしれないからだ。

居間に戻ると、在宅勤務中によく見て見慣れた人たちがテレビの中でパネルを使いながら話をしている。それを見ながらMacBookのブラウザを開いて美術手帖のサイトを眺めた。もう、随分と移動をしていないことに思い至る。メールのチェックも億劫になっている。ペンディングになっている防音工事のメール、ピアノのレッスンのメール。特段それ以外に大事な私用のメールは来ていないはずだと信じて、その場ではメールボックスを開かなかった。

キッチンに行き、炭酸水と野菜ジュースを混ぜたものを飲んでから、ティファールでお湯を沸かしてコーヒーを作り、プロテインを混ぜて換気扇をまわしてタバコを吸った。プロテインが一つ丸々無くなってしまったから買わないといけない。ついでにトイレットペーパーもだ。外に出るときにゴミを持って出よう。

ドトールでアイスコーヒーを頼み、テラスで風にあたりながら煙草を吸う。なんでもない月曜日。