練習とか

練習

浜離宮朝日ホールで練習があったので、終わってから暖かな昼間に築地市場あたりを散歩した。海外からの観光客でにぎわっているところを、きょろきょろしながら新富町まで歩く。アパガードの看板が目についた。てっきり海鮮を出すお店ばかりが並んでいるのかと思いきや、立ち食いスタイルでラーメンを食べている人もいた。デニーズを何軒かやり過ごして池袋に向かった。その間、白井聡内田樹の対談本を読んでいた。日本の戦後史について。

アメリカの従属国でありながら、主権国家のようにふるまっているという自己欺瞞から抜け出せないでいる

というのが基本的な立場としてある。敗戦を総括しなかったツケを払わされている、と。

戦後の日本は民主的な国家になったと言われますけど、それは虚構です。日本を敗戦に導いた連中がそのまま留まり、その後継者たちがずっと権力の座に留まって現在まで続いています。

安倍首相の「戦後レジームからの脱却」路線はどこか破局願望によって駆動されているという印象を僕は抱いています

カタストローフの待望、というタームについては僕も使うことがあった。今回のコロナに関してもそう。だからこの本の全てにいちゃもんを付ける気にならない。なかなか、この手の本は人に対して読んでいると伝えるのも憚られる類の本であるし、イデオロギーの話はなかなか出しにくい。でもまあ、わからなくもない。そういう欲望を持っている、ということは分かるなぁ。

永続敗戦論 戦後日本の核心 (講談社+α文庫)

永続敗戦論 戦後日本の核心 (講談社+α文庫)

  • 作者:白井 聡
  • 発売日: 2016/11/18
  • メディア: 文庫
日本戦後史論

日本戦後史論

  • 作者:内田樹,白井聡
  • 発売日: 2015/02/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)