練習について

 ピアノの練習について。僕はかなり変な練習をしている方だろう…と思ったけれど、こういうのが普通なんだろうし練習ってそういうもんだろう。変な、というか変わった、というか、動画で撮影されて放送されたりすると、とても恥ずかしくなってしまうような格好だったり。普通にゆっくり弾いたり、片手で弾いたりという練習もするけれど、上を向いて口を開けたまま弾いたり(弾く瞬間に首から肩にかけて力が入ってしまうのを、入らないようにする)、鍵盤から指を離さず移動させる練習をしたり(弾く瞬間に肘に力が入らないようにする)、色々とやっている。教わったわけではなく、練習していくうちにこういう弾き方をする時間が出来る、というふうに。首、うなじ、背中、肩、二の腕、肘、手首、手の甲、手の内側、脚も含めて、丁寧に意識をあてて巡っていく。ある程度音が並んできた段階で、更に上にいくためには脱力が必ず必要になる。これを僕はトランペットとヴィオラから学んだ。もちろん、ゴリゴリとさらいまくって譜面を頭に入れる時間も必要だ。だけど、ある程度量をこなして頭打ちになったときには、必ずこういう作業が必要になる。腕の可動域が広がったり、身体の軸が安定したりする。こういう自分の身体に耳を澄ませる時間というのは幸福感が伴う貴重な時間だ。
 12年くらいブランクがあって、2年半でようやくショパンのバラードまで来た。もっと色んな曲が自由に弾けるようになるはずだ。そう自分を信じているし、今回も100%自分を信じている。
 この1ヶ月でだいぶ形になってきた。1ヶ月後、どうなっているか楽しみだ。そうしたら、本番までの過ごし方も考えていかないといけない。