食物アレルギーとアトピー性皮膚炎について

ここ最近またアトピー性皮膚炎が酷くなってきてしまった。酷くなってきたとは言っても、世の中にはもっと酷い人たちがいるし、そういう人たちに比べたらマシな方だと思う。いつも両腕と両膝の内側はカサカサしている状態、というのが僕の場合はデフォルトで、そこに湿疹が加わったり、顔の髭が生える部分が乾燥したり、ということが加わってきた。今回はそこから首、うなじの部分にかけて乾燥が酷くなってしまった。乾燥するということは皮膚が炎症を起こしているということだから、何らかの原因があるはずなので、対策を考えた。僕の場合、幼少期から食物アレルギーとアトピーは連動してきたため、対策を考える場合にはいつも摂取する食物を気をつけていく。結果が出るのは3〜4ヶ月スパンで見ないといけないというのが経験則で、今の生活習慣が肌の状態に返ってくるのは3ヶ月後、くらいに考えて取り組む。
alle-net.com
今ではアトピー性皮膚炎の理解も進んだため、原理については変なサイトを除いて誤った情報を流しているサイトも減った。書いてある通りだけど、じゃあどうすればいいのっていうことが苦しんでいる人や家族のほとんどが思うことだよね。

食物アレルギー

僕はこれまで色んな食べ物にアレルギー反応があった。幼少期から見ると、卵、米、小麦、大豆、コーヒー、はちみつ、茹でた白菜、さつまいも、ナッツ、等。今回の場合はコーヒーを疑っている。これまでも豆類で寝ているときに痒くなったりすることはあって、一時的に辞めることはあった。白米がダメな時はAカットご飯というのを通販で買って食べていたし、入院したこともある。小学生の頃は、みんなが給食を食べているところひとり弁当を持たされていたこともある。

使ったことのある薬

色々あるけれど、ここ10年くらいはワセリン以外そんなに使っていない。

  • リンデロンV(プロペトでかなり薄めてもらっている
  • ヒルドイド(これは見た目を良くするだけ
  • インタール(食べる前に飲むやつ。効果が薄くなるので常用はせず、本当に酷い外食をしないといけない時だけ
  • プロペト(市販で買える一番純度の高いワセリンで代用することがほとんど

経口摂取するステロイド剤はもらう事はあっても人生で数度しか使った事がないです。すごく効くけど。無くなったら困るなあ、という薬はインタールだけ。出してくれる病院に行きます。

日々気をつけていること

気をつけていることはたくさんある。もともと「ステロイドは常習的に使うと良くない」という(諸説ある)考えて元に育ったため、ステロイドを使うときには何日か連続して使い、長期的に使うことはない。気をつけていることを羅列すると、次のようになる。

  • 規則正しい生活
  • 甘いものは控える(ほとんど食べない
  • お酒は控える(アルコールが血流を良くして痒みを誘発するのと、ビタミンの消費
  • 油っぽいものを控える
  • 暴飲暴食はしない
  • 体重を55kg未満にする(身長は162cm。だいたい調子が悪くなる時は60kgくらいまで体重が増えてる事が多い。
  • 刺激物は控える(辛いもの、カフェイン等
  • 保湿
  • 運動→運動に関してはこちらを参照

こう見ると結構ある。結構あるけど、自分にとっては自然なことで、特に苦はない。苦はないけれど、このうち一つ、二つ守れないことが続くとやはり症状は悪化する。指先が荒れるようになったり、これまで荒れることのなかった背中が荒れるようになったり。こういうのは身体のサインなので、新しい症状が出ると生活習慣を見直す、ということを繰り返してきた。

二重抗原曝露仮説

僕が最近注目しているのは二重抗原曝露仮説(dual-allergen exposure hypothesis)である。特に新しい仮説というわけでもないけれど、この言葉を知ったのは一年前か二年前だった。
www.jmedj.co.jp
https://www.jstage.jst.go.jp/article/arerugi/66/10/66_1224/_pdf
http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-181129.pdf

食物アレルギー の最新の考え方は?
www.hyogo.med.or.jp

 そこまで最新の説というわけでもないけれど、2008年に発表された仮説でようやく紹介されることも増えてきた。よく「血液検査をするとわかるよ」なんて言われるけど、そんなことは小さい頃からしていたし、してもハウスダスト、ダニが極限まで振り切れる値が出たり、全くあてにならないことくらい、重症患者の人たちなら身に沁みてわかっていることだと思う。
 幼少期から食物アレルギーで高名な先生のところにも何度か通ったり入院治療も受けていたけれど、基本は部屋の中を綺麗にしてアレルゲンとなるものは除去して、少しずつ食べていくというやり方だった。それでしばらく期間が空けば食べれるようになった。「毎日同じものを食べる・食べ過ぎているとアレルギーを起こしやすい」なんて経験則もある。けれどこの二重抗原曝露仮説は、皮膚感作も原因になり得るという仮説で、なかなか食物アレルギーに悩む人にこれまではなかった視点だった。よくよく調べると保湿が大事、という結論になる。当たり前なのかもしれないけれど、保湿というのは難しくて、純度の低いワセリンを塗ると逆に痒くなったり赤みが増したりすることがあるから、依然「カサカサしていてもそのままの状態の方が良い」と考えてしまう人も一定数いるんじゃないかと推測する。ベタベタしてしまうから。

経過

ということでしばらくは保湿を徹底して過ごす予定。
経過は追記予定。巷に溢れるアトピーは○○で良くなるという本や記事は信用したくなってしまうけれど、基本には普段の食生活や生活習慣があり、そりゃ外食ばかりで脂っこいものを食べて睡眠時間が少ないと悪くなるでしょ、というのが僕のスタンスです。ダニとかホコリとか、そゆのも気になるけれど。