日記

お茶

 家で飲む飲み物がコーヒーになったのはいつだっただろう。二十歳を超えて煙草を吸うようになってからだったろうか。それまでは焙じ茶を飲んでいた。緑茶はカフェインが入っているから、と家で飲むことはほとんどなかったし、清涼飲料水は飲まなかった。今も家で飲むのは焙じ茶だが、最近はコーヒーばかりだ。

 仕事場ではコーヒーしか飲まない。缶コーヒーであれば猿田彦コーヒーは酸味があって当初は苦手だったけれども、タリーズのブラックよりも好きだ。しかしながら缶にしてもドリップにしても、インスタント系であればuccが一番な気がする。
 1日に換算すると、多い日で1リットルくらい飲んでいるかもしれない。多い時には朝と夕にドトールに入ることもある。水やお茶よりもコーヒーを飲む。刺激物だからと学生の頃は親に止められていたし、初めて飲んだ時には興奮作用を強く感じたことを覚えている。煙草を初めて吸ったときに感じた脳内に火花が散る感覚と似たものがある。あのとき、僕の頭では何かが切れてしまったのかもしれない。これは原因論だ。
 日吉で一人暮らしをしていた頃、寒い部屋のキッチンで換気扇を回してタバコを吸っていたことを思い出す。あの頃はクールとピースを吸っていた。まだ22とか23の頃だ。

不安

 不安という感情は、早いうちに叩いておかないと対処できなくなる。薬をやる芸能人を擁護するわけでは全くないけれど、彼らの感じるプレッシャーや緊張感、失敗したら後がないように感じる不安は、のんびりと解雇される心配をする必要のない大手企業のサラリーマンなど人間にはうまく想像することができない。だからといって擁護するわけにはいかないけれど、そういう世界に生きる人が置かれている、権力やスポンサーの圧力の狭間に立たされる人のケアという視点や、人間誰しもそう強くはなく誘惑に対する意志の強さに大きな個体差はないことを考えに入れることが必要だろう。彼や彼女らと同じ境遇でその時に薬を断れるものなのか、そんなことは誰にもわからない。