Without haste, but without rest.

Without haste, but without rest.

無題

無題

久しぶりに、ブラームスのシンフォニー1番のことを考えていた。多分20回は弾いている。運命も20回くらい弾いているか。最近、ピアノ曲ばかり聞いていて、シンフォニーのような大きな曲からは遠ざかり気味だ。より、個としての音楽に興味が移ってきている。ということなのだけど。オーケストラというのは、大きな花火のようだ。派手で、熱狂的で、陶酔的だ。その中の個々人は、決して歯車の一つではない、という抗弁も成り立つ。奏者というのはそういう矜持を持ちながらやっている。だが、歯車という比喩を避けられない。事実として歯車だからだ。なんでもそうかもしれない。だから、代替不可能性というものに心を奪われる。ドイツカンマーや、バルセロナのサッカー。