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無題

彼女がいると甘えてしまう。普通に甘えるぶんには構わないのだろうけれど、僕のそれは、存在に甘えるようなところがある。日常生活が疎かになる。仕事が疎かになる。

経験がある。大学に入って、女の子と付き合うようになったのが半年後だった。それ以降、僕は大学を疎かにして、楽器は弾き続けていたものの、それも、だんだんと疎かになった。約束を守ったり、期限を守ったり。そういった当たり前のことを、疎かにするようになった。結果、人は離れていった。彼女との距離は縮まるものの、世界が、2人だけになる。それ以外のことが、目に入らなくなってしまう。結果、彼女の自分に対する気持ちが最優先事項となり、その他のことは二の次となってしまう。

良くないことだ。彼女の存在は大切だが、俺の人生だ。彼女が俺の人生の全てではない。彼女を、自分の人生がうまくいかないことの言い訳の材料としないこと。そういう甘えを自分に許さないことだ。自分の人生を生きろよ、と友達に言いたいことが時々あったが、それは、俺自身のことなのだ。

仕事においてはアドラーの考え方が役に立った。気持ちを俯瞰的に捉え、感情を生来的なものではなく、主観的なものと考える。これを、もう一歩進めて、何事にも甘えを許さないよう心掛けたい。