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いとうせいこう『想像ラジオ』

 いとうせいこうの『想像ラジオ』を読んだ。
 論理には、存在の論理と感情の論理と、もう一つあるとすればイメージの論理だと俺は思うけど、この本は存在の論理オンリーで勝負している。鎮魂、死者を弔うという主題を、震災という生々しい現実で調理しようというところにグロテスクさを勝手に感じながら読んだ。こういう直球3球勝負の本を久しく読んでなかったから、俺はそこに抵抗を感じて、逃げ出したくなってしまった。

想像ラジオ

想像ラジオ